日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は95円安、三井不やトヨタなどが冴えない
[14/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は95円安、三井不やトヨタなどが冴えない】
9時33分現在の日経平均株価は、15273.78円(前日比-95.50円)で推移。日経平均は反落で始まった。週明けの米国市場が利食い先行となるなか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の15320円だったが、これにサヤ寄せする格好に。セクターでは強い上昇が続いているオリンパス<7733>が堅調なスタートになり、精密機器が上昇率トップ。そのほか、空運、金属製品、パルプ・紙、小売などが小幅に上昇。一方で、鉱業が2%超の下落。不動産、石油・石炭、証券、輸送用機器、医薬品、機械などが冴えない。
売買代金上位では高安まちまちであり、ソフトバンク<9984>、日本通信<9424>、サイバーダイン<7779>、コマツ<6301>、パナソニック<6752>が堅調。半面、三井不<8801>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ユーグレナ<2931>、キヤノン<7751>、三井物産<8031>、リコー<7752>、ミクシィ<2121>、日産自<7201>が冴えない。
【ドル・円は101円85銭付近、株安意識でやや伸び悩む展開に】
ドル・円は101円85銭付近で推移。日経平均株価が100円超の下落になっており、株安を意識してドル・円はやや伸び悩んでいるとの声が聞かれている。ただ、具体的なドル売り材料は少ないとの見方が多く、アジア市場でドル・円が101円50銭を継続的に下回る可能性は低いとみられている。
■今後のポイント
・日経平均株価の下落を意識したドル売り
・101円80銭以下にドル買いオーダー→ドルの下げは限定的との見方
9時33分時点のドル・円は101円85銭、ユーロ・円は138円50銭、ポンド・円は173円39銭、豪ドル・円は95円96銭付近で推移している。
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