日経平均は99円安、新成長戦略発表後の出尽くし感を警戒する動き
[14/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
10時10分現在の日経平均株価は、15269.65円(前日比-99.63円)で推移。23日の米国株式市場が利食い先行となったことなどを受けて、東京株式市場でも利益確定売りが先行。本日18時30分の安倍首相会見を控えており、新成長戦略の発表による短期的な出尽くし感などが警戒され、日経平均は一時15252.27円(同-117.01円)まで下落。法人減税やGPIFの株式運用比率の引き上げといった株式市場に強く訴える政策が目玉になっており下げ渋る場面もみられているが、直近の上昇で新成長戦略への期待感は織り込まれていることもあり、ひとまず利益を確定する動きが優勢になっている。
セクター別では、空運、食料品、海運、水産・農林が上昇する一方、鉱業、不動産、輸送用機器、鉄鋼、証券などが下落。値上がり率上位には、第一工業<4461>、マーベラス<7844>、群栄化学<4229>、SMS<2175>、星光PMC<4963>などがランクイン。値下がり率上位には、アーク<7873>、豆蔵HD<3756>、INV<8963>、TOA<6809>、リコー<7752>などがランクイン。出来高上位には、アイフル<8515>、アーク<7873>、三井不<8801>、みずほFG<8411>、新日鉄住金<5401>などがランクインしている。
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