NY株式:ダウは21ドル安、利上げ前倒し観測も引けにかけて下げ幅縮小
[14/06/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
26日の米国株式相場は下落。ダウ平均は21.38ドル安の16846.13、ナスダックは0.71ポイント安の4379.05で取引を終了した。セントルイス連銀のブラード総裁が利上げ時期について多くの人々の想定より前倒しされ、15年1-3月期になるだろうとの見解を示したことで売りが先行したものの、引けにかけて緩やかに下げ幅を縮小する展開となった。英バークレイズ銀行のダークプール(私設取引システム)で一部のトレーダーを優遇していたとしてNY司法長官が同行を民事提訴したことで、他大手金融機関への影響拡大も懸念された。セクター別では、商業・専門サービスやメディアが上昇する一方、家庭用品・パーソナル用品や半導体・半導体製造装置が下落した。
アクションカメラのゴープロ(GPRO)が新規株式上場し、公募価格を30%上回って初日の取引を終えた。データセンターのアイアン・マウンテン(IRM)は会社形態のRIETへの変更を米国歳入庁(IRS)が認めたことで急騰。一方で、家庭用品小売のベッドバス&ビヨンド(BBBY)は決算と業績見通しが予想を下回り下落。バークレイズのダークプールの問題でシティルグループ(C)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)など大手行も軟調推移となった。
中国の電子商取引大手のアリババは、NY証券取引所にティッカーシンボル「BABA」で上場申請することが明らかとなった。
(Horiko Capital Management LLC)
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