ユーロ週間見通し:ウクライナでの和平協議、ECB理事会などが焦点に
[14/06/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■ユーロ強含み、欧州中央銀行の追加緩和先送り観測と米国景況感悪化
先週のユーロ・ドルは、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和措置先送り観測、米国1-3月期国内総生産(GDP)確報値が前期比年率-2.9%へ下方修正されたことで、1.3574ドルから1.3651ドルまで上昇した。
先週のユーロ・円は、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和措置先送り観測、地政学的リスク(ウクライナ、イラク)への警戒感から、138円93銭から137円92銭まで下落した。取引レンジはユーロ・ドル1.3574ドル-1.3651ドル、ユーロ・円137円92銭-138円93銭となった。
■ウクライナ情勢と欧州中央銀行定例理事会に要注目
今週のユーロ・ドルは、ウクライナでの和平協議、欧州中央銀行定例理事会、ドラギ欧州中銀総裁の会見を見極める展開となる。ウクライナ和平協議が難航した場合は、ユーロ売り要因だが、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和措置が10月末まで先送りされる見通しから下値は限定的か。
今週のユーロ・円は、地政学的リスク(ウクライナ、イラク)が深刻化した場合は、リスク回避の円買い圧力が強まることが予想される。
主な発表予定は、6月30日(月):(ユーロ圏)6月消費者物価指数速報、7月1日(火):(ユーロ圏)5月失業率、7月2日(水):(ユーロ圏)5月生産者物価指数、7月3日(木):欧州中央銀行(ECB)が金融政策発表、(ユーロ圏)5月小売売上高
予想レンジ:ユーロ・円135円00銭-140円00銭/ユーロ・ドル1.3300ドル-1.3800ドル
<FA>
先週のユーロ・ドルは、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和措置先送り観測、米国1-3月期国内総生産(GDP)確報値が前期比年率-2.9%へ下方修正されたことで、1.3574ドルから1.3651ドルまで上昇した。
先週のユーロ・円は、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和措置先送り観測、地政学的リスク(ウクライナ、イラク)への警戒感から、138円93銭から137円92銭まで下落した。取引レンジはユーロ・ドル1.3574ドル-1.3651ドル、ユーロ・円137円92銭-138円93銭となった。
■ウクライナ情勢と欧州中央銀行定例理事会に要注目
今週のユーロ・ドルは、ウクライナでの和平協議、欧州中央銀行定例理事会、ドラギ欧州中銀総裁の会見を見極める展開となる。ウクライナ和平協議が難航した場合は、ユーロ売り要因だが、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和措置が10月末まで先送りされる見通しから下値は限定的か。
今週のユーロ・円は、地政学的リスク(ウクライナ、イラク)が深刻化した場合は、リスク回避の円買い圧力が強まることが予想される。
主な発表予定は、6月30日(月):(ユーロ圏)6月消費者物価指数速報、7月1日(火):(ユーロ圏)5月失業率、7月2日(水):(ユーロ圏)5月生産者物価指数、7月3日(木):欧州中央銀行(ECB)が金融政策発表、(ユーロ圏)5月小売売上高
予想レンジ:ユーロ・円135円00銭-140円00銭/ユーロ・ドル1.3300ドル-1.3800ドル
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