英ポンド週間見通し:住宅価格の動向と製造業・サービス業PMIを見極める展開
[14/06/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■ポンド弱含み、イングランド銀行の年内利上げ観測後退
先週のポンド・円は、イングランド銀行(英中央銀行)の年内利上げ観測が後退したこと、地政学的リスク回避の円買い圧力が強まったことで、173円88銭から172円47銭まで下落した。しかしながら、英中銀半期金融安定報告で、住宅バブルを抑制するため早期利上げが必要とされたことで下値は限定的だった。取引レンジは172円47銭-173円88銭となった。
■英国6月の製造業PMIと住宅価格指数に要注目
今週のポンド・円は、カーニー英中銀総裁が早期利上げの理由とした英国の住宅価格の動向、及び6月の製造業PMIやサービス業PMIを見極める展開となる。ウクライナ東部の和平協議が難航した場合やイラクでの内戦勃発の可能性が高まった場合は、リスク回避の円買い圧力が強まり、英国からロシア資本流出懸念が高まることになる。
○発表予定の主要経済指標・注目イベント
・1日:6月製造業PMI
・1日:6月住宅価格指数(ハリファックス)
・2日:6月全国住宅価格
・3日:6月サービス業PMI
予想レンジ:170円00銭-175円00銭
<FA>
先週のポンド・円は、イングランド銀行(英中央銀行)の年内利上げ観測が後退したこと、地政学的リスク回避の円買い圧力が強まったことで、173円88銭から172円47銭まで下落した。しかしながら、英中銀半期金融安定報告で、住宅バブルを抑制するため早期利上げが必要とされたことで下値は限定的だった。取引レンジは172円47銭-173円88銭となった。
■英国6月の製造業PMIと住宅価格指数に要注目
今週のポンド・円は、カーニー英中銀総裁が早期利上げの理由とした英国の住宅価格の動向、及び6月の製造業PMIやサービス業PMIを見極める展開となる。ウクライナ東部の和平協議が難航した場合やイラクでの内戦勃発の可能性が高まった場合は、リスク回避の円買い圧力が強まり、英国からロシア資本流出懸念が高まることになる。
○発表予定の主要経済指標・注目イベント
・1日:6月製造業PMI
・1日:6月住宅価格指数(ハリファックス)
・2日:6月全国住宅価格
・3日:6月サービス業PMI
予想レンジ:170円00銭-175円00銭
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