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【日経平均は110円高、雇用統計を受けた米国株高を好感】

9時36分現在の日経平均株価は、15459.28円（前日比+110.99円）で推移。日経平均は反発で始まり、直近戻り高値を更新している。3日の米国市場は、6月雇用統計で非農業部門雇用者数が28万8千人増、失業率も6.1％へと低下したことが好感され、NYダウは初の17000ドルに乗せた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の15445円となり、これにサヤ寄せする格好。225先物は15510円と15500円を回復して始まっている。セクターでは非鉄金属、その他金融、証券、電気機器、輸送用機器、不動産、金属製品、機械、鉄鋼などが堅調。

規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇。売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、アイフル<8515>、トヨタ自<7203>、日本通信<9424>、マイクロニクス<6871>、ユーグレナ<2931>、ＶＯＹＡＧＥ<3688>などが堅調。一方で、ミクシィ<2121>が小安い。そのほか、昨日強い値動きが目立っていたサイバーダイン<7779>は利食い優勢。日本電産<6594>も一服に。

【ドル・円は102円12銭、102円以下に短期筋などのドル買いオーダー】

ドル・円は102円12銭付近で推移。日経平均株価の反発が意識され、リスク選好的なドル買いが続いている。102円50銭付近には顧客筋のドル売りオーダーが残されているが、102円以下には短期筋などのドル買いオーダーが入っており、アジア市場でドル・円は102円台を維持する可能性が高いとみられている。

■今後のポイント

・102円50銭付近に顧客筋のドル売りオーダー
・102円以下には短期筋などのドル買いオーダー

9時36分時点のドル・円は102円12銭、ユーロ・円は138円98銭、ポンド・円は175円21銭、豪ドル・円は95円52銭付近で推移している。



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