日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は56円安、米国株安や円高を嫌気
[14/07/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は56円安、米国株安や円高を嫌気】
9時33分現在の日経平均株価は、15258.12円(前日比-56.29円)で推移。日経平均は続落で始まった。米国株安や円高が嫌気された格好だが、とりわけ米モメンタム株下落によるセンチメント悪化により、中小型株の弱い値動きが目立つ。
売買代金上位では、低位材料株のFDK<6955>のほか、米ボーイングやJAL<9201>などがバイオ航空燃料実用化へ新組織を立ち上げたとの報道を受けて、ユーグレナ<2931>が堅調。その他は軒並み弱い値動きであり、ソフトバンク<9984>、みずほ<8411>、アイフル<8515>、日本通信<9424>、マイクロニクス<6871>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>、KDDI<9433>などが軟調。
セクターでは、証券、ガラス・土石、輸送用機器、鉄鋼、建設、サービス、卸売、電気機器、不動産などの弱さが目立つ。中小型では、足元で強い値動きが続いていたワイヤレスG<9419>、サイバーダイン<7779>なども総じて軟調。
【ドル・円は101円52銭付近、東京株式市場の下げ幅縮小で下げ渋る】
ドル・円は101円52銭付近で推移。ドル・円は101円45銭まで下落しており、昨日8日の安値を下回った。東京株式市場の下落は想定の範囲内との見方のほか、寄り付き後の東京株式市場が押し目買いの動きから下げ幅を縮小していることから、ドル・円も下げ渋る格好になっている。なお、101円30銭以下にドル買いオーダーが入っているもよう。
9時33分時点のドル・円は101円52銭、ユーロ・円は138円25銭、ポンド・円は173円97銭、豪ドル・円は95円52銭付近で推移している。
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