NY株式:ダウは123ドル高、ウクライナやイスラエル情勢を嫌気した売りが一巡
[14/07/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
18日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は123.37ドル高の17100.18、ナスダックは68.70ポイント高の4432.15で取引を終了した。17日のウクライナやイスラエル情勢を嫌気した売りが一巡し、朝方から反発。投資家の関心も再び企業決算に移っており、概ね良好な決算を好感して堅調推移となった。セクター別では全面高となっており、特に医薬品・バイオテクノロジーやソフトウェア・サービスの上昇が目立った。
検索大手のグーグル(GOOGL)は、決算で売上高が予想を上回ったことが好感され上昇。地政学リスクを嫌気して17日に売られたユナイテッド・コンチネンタル(UAL)など航空会社各社も大幅反発した。一方で、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、慎重な売上高見通しを示したことで急落。アパレルのVFコープ(VFC)も予想を上回る決算を発表したものの、慎重な通年の業績見通しを示し下落した。
17日の大幅下落にも関わらず、週を通じて主要株式指数は上昇に転じた。
(Horiko Capital Management LLC)
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