日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は109円高、ソフトバンクやNTTなどが堅調
[14/07/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は109円高、ソフトバンクやNTTなどが堅調】
9時39分現在の日経平均株価は、15325.43円(前日比+109.72円)で推移。日経平均は反発で始まった。21日のNY市場は下落となったが、地政学リスクへの警戒が和らいだことで下げ幅を縮めているほか、先週末18日には大幅に上昇していたこともあり、小じっかりのスタートに。大阪225先物はシカゴ先物清算値(15275円)にサヤ寄せする格好から15280円で始まり、その後15320円と上げ幅を広げている。円相場は1ドル=101円50銭辺りと落ち着いた動きをみせていることも安心感に。
セクターでは、空運、鉱業、金属製品、倉庫・運輸、精密機器、不動産、鉄鋼、保険、その他製品、電気機器などが上昇。売買代金上位では値上がり銘柄が目立っており、トヨタ自<7203>、鉄建<1815>、ソフトバンク<9984>、熊谷組<1861>、NTT<9432>、ホンダ<7267>、JAL<9201>、ファナック<6954>、JR東<9020>などが堅調。一方で、三菱UFJ<8306>、ミクシィ<2121>、三井住友<8316>、日本通信<9424>などが冴えない。
【ドル・円は101円49銭付近、リスク選好的なドル買い】
ドル・円は101円49銭付近で推移。日経平均株価の反発を意識してリスク選好的なドル買いが広がっている。地政学的リスクの増大に対する警戒感は残されているが、欧米諸国とロシアの対立激化への懸念は多少緩和されており、安全逃避の円買いが急拡大する可能性は低いとみられている。
■今後のポイント
・日経平均株価の反発を意識したドル買い
・101円付近に個人勢などのドル買いオーダーが残る
9時39分時点のドル・円は101円49銭、ユーロ・円は137円25銭、ポンド・円は173円30銭、豪ドル・円は95円05銭付近で推移している。
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