日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は17円高、米フェイスブックの時間外上昇などを材料視
[14/07/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は17円高、米フェイスブックの時間外上昇などを材料視】
9時34分現在の日経平均株価は、15346.42円(前日比+17.86円)で推移。日経平均は小幅に反発して始まった。23日の米国市場はまちまちだったが、米フェイスブックが発表した決算は、売上、利益共に予想を上回っており、時間外取引で上昇していることなどが材料視されている。また、注目されていた日本電産<6594>の決算後の動向については、反発して始まっており、最高値(分割修正)を更新していることも安心感につながっている。
セクターでは高安まちまちであり、ガラス・土石、倉庫・運輸、サービス、ゴム製品、輸送用機器、電気機器などが上昇。半面、その他製品、その他金融、不動産、銀行、医薬品、保険などが小安く始まっている。売買代金上位では、日本電産のほか、日本通信<9424>、トヨタ自<7203>、日産自<7201>、ミクシィ<2121>、ソニー<6758>、富士フイルム<4901>などが堅調。半面、第一生命<8750>、ソフトバンク<9984>、サイバーダイン<7779>、アイフル<8515>、任天堂<7974>、KDDI<9433>などが冴えない。
【ドル・円は101円53銭付近、6月貿易赤字額は予想を上回る】
ドル・円は101円53銭付近で推移。日経平均株価は小幅高で推移しているが、株高を意識した円売りは観測されていないようだ。今日発表された日本の6月貿易収支は-8222億円で赤字幅は市場予想(-6429億円)を上回った。輸出が伸び悩んでいることが要因。貿易赤字額が予想を上回ったことで、ドル・円は101円40銭付近で下げ渋るとの見方が出ているようだ。
■今後のポイント
・6月の貿易赤字額は予想を上回る、ドル・円は101円40銭付近で下げ渋りとの見方
・101円台前半に個人勢などのドル買いオーダーが残る
9時34分時点のドル・円は101円53銭、ユーロ・円は136円67銭、ポンド・円は172円97銭、豪ドル・円は95円88銭付近で推移している。
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