日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は86円高、ファナックとソフトバンクが指数をけん引
[14/07/25]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
【日経平均は86円高、ファナックとソフトバンクが指数をけん引】
9時32分現在の日経平均株価は、15371.02円(前日比+86.60円)で推移。日経平均は反発で始まった。決算を受けてファナック<6954>が買い気配から始まったほか、足元で調整をみせていたソフトバンク<9984>が反発となり、日経平均をけん引する格好に。また、円相場は1ドル=101円80銭辺りと若干円安に振れて推移しており、日産自<7201>、トヨタ自<7203>など自動車株がしっかり。
そのほか、セクターでは、パルプ・紙、石油・石炭、海運、建設、不動産、金属、倉庫・運輸、卸売、証券、電気機器などが上昇。一方で、空運、鉱業、水産・農林、銀行などが小安く始まった。売買代金上位ではサイバーダイン<7779>、ファナック、ソフトバンク、第一生命<8750>、アイフル<8515>、伊藤忠<8001>、ソニー<6758>などが堅調。
【ドル・円は101円74銭付近、株高意識の円売りフローは増加せず】
ドル・円は101円74銭付近で推移。今日発表の6月全国消費者物価総合指数は市場予想をやや上回ったが、コア指数は予想と一致した。ただし、直近のインフレ率に対する市場反応は乏しく、ドル・円は101円80銭前後でもみ合いを続けている。日経平均株価は上昇しているが、現時点で株高を意識した円売りのフローは増えていない。
■今後のポイント
・日経平均株価の反発を意識したドル買い・円売りは限定的
・101円50銭付近に個人勢などのドル買いオーダーが残る
9時32分時点のドル・円は101円74銭、ユーロ・円は137円02銭、ポンド・円は172円87銭、豪ドル・円は95円85銭付近で推移している。
<KO>