《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!
[14/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【小幅高となる】15700-15850円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップアップになろう。為替市場での円安が安心感につながるほか、政府は、企業の所得にかかる実質的な税負担の割合を示す法人実効税率を、2015年度に約2%引き下げる方針を固めたと報じられており、材料視されよう。決算が本格化する中で手掛けづらさはありそうだが、指値の薄い中を先物主導によるインデックス買いによって指数が押し上げられやすい展開か。
短期的には過熱感が警戒されやすいだろうが、週足のボリンジャーバンドでは、+1σと+2σとのレンジ内で推移しており、+1σに沿った形での下値切り上げをみせている。+2σは15940円辺りまで上昇してきており、節目の16000円を意識したスタンスに。1/23-24に空けたマドを埋めてくることから、まずは1月半ばのもち合い水準である15600-15900円辺りを意識。15700-15850円のレンジを想定する。
【小幅高となる】TOPIXは節目の1300pに到達へ=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の終値は前日の日中終値比135円高の15765円。為替市場では、ドル・円は102円80銭台、ユーロ・円は137円70銭台と円安に推移(8時00分時点)。為替の円安推移を背景に日経平均は買い優勢スタートで15700円台回復となろう。アルゼンチンのデフォルト懸念が台頭しているが、朝方の「ヘッジファンドと合意に達せず」とのニュースに対する為替の動きは限定的。好決算の三井住友<8316>を中心にメガバンクに買いが向かうか注目されよう。足元の日経平均は16000円をターゲットとした推移が続いているが、一足先にTOPIXは節目の1300p台に到達しそうな状況だ。銀行株と節目到達を背景に、本日はTOPIXが商いの中心となるかもしれない。
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