NY株式:ダウは9ドル安、エネルギー関連セクターを中心に売り先行
[14/08/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
12日の米国株式相場は下落。ダウ平均は9.44ドル安の16560.54、ナスダックは12.08ポイント安の4389.25で取引を終了した。ブレント原油価格が約13ヶ月ぶりの安値水準となるなど、エネルギー関連セクターを中心に売りが先行。小幅上昇に転じる場面もあったが、引き続きウクライナや中東情勢への警戒感も根強く、小動きに終始する展開となった。セクター別では、保険や電気通信サービスが上昇する一方、耐久消費財・アパレルやエネルギーが下落した。
アパレルやハンドバッグのケイト・スペード(KATE)は、予想を上回る決算を発表したものの、利益率の低下が嫌気されて急落。競合のマイケル・コース(KORS)やコーチ(COH)も連れ安となった。データセンターのラックスペース・ホスティング(RAX)は、決算で利益が予想を下回ったことで軟調推移。一方で、ヘッドフォン・イヤーフォンメーカーのスカルキャンディー(SKUL)はジェフリーズが投資判断を引き上げ堅調推移となった。
なお、マーケット終了後にソーシャルゲームのキング・デジタル(KING)が発表した決算は、売上高が予想を下回ったことで、時間外取引で20%を超す下落となっている。
(Horiko Capital Management LLC)
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