日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は11円安、ソフトバンクなどが小安い
[14/08/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は11円安、ソフトバンクなどが小安い】
9時39分現在の日経平均株価は、15601.33円(前日比-11.92円)で推移。日経平均は小幅に反落して始まった。ドラギECB総裁の発言を受けた追加緩和期待で、欧米市場が堅調推移となった流れは安心感につながるが、シカゴ先物の反応薄の状況もあり、やや利食い先行に。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファナック<6954>などが小安く始まっており、日経平均の重しに。また、日柄的に不動産が利食い先行で始まっている。
セクターでは投資判断の格上げが観測されている証券が上昇率トップ。電力・ガス、建設、パルプ・紙、輸送用機器、卸売、鉱業、倉庫・運輸などがしっかり。半面、不動産のほか、情報・通信、陸運、鉄鋼、小売、石油・石炭、医薬品などが小安く始まった。売買代金上位では、トヨタ自<7203>、富士フイルム<4901>、サイバーダイン<7779>、野村<8604>、マイクロニクス<6871>などが堅調。一方で、ソディック<6143>、ミクシィ<2121>が小安い。
【ドル・円は104円10銭付近、有力材料不足で小動きを続けるとの見方】
ドル・円は104円10銭付近で推移。日経平均株価は小幅安で推移しているが、株価続伸への期待は残されており、株安を意識したリスク回避的な円買いがただちに増える状況ではないとみられている。ただし、有力な手掛かり材料は少ないことから、ドル・円は104円台前半で小動きを続けるとの見方は多く、クロス円の取引もやや動意薄の状態が続くものとみられている。
■今後のポイント
・株安を嫌気した為替取引は増えていないもよう
・104円以下に個人勢などのドル買い興味、104円50銭付近に短期筋などのドル売り興味
9時39分時点のドル・円は104円10銭、ユーロ・円は137円27銭、ポンド・円は172円48銭、豪ドル・円は96円60銭付近で推移している。
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