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後場に注目すべき3つのポイント〜先物主導で上げ幅拡大、政策関連への物色に

注目トピックス 市況・概況

2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・内閣改造を控え、より政策関連への物色に向かわせる
・ドル・円は104円75銭付近、東京株式市場の強含みで堅調推移
・三菱UFJ<8306>や野村HD<8604>など金融関連株高が目立つ、輸出関連も堅調

■内閣改造を控え、より政策関連への物色に向かわせる

日経平均は大幅に続伸。200.38円高の15676.98円(出来高概算13億株)で前場の取引を終えている。1日の米国市場はレイバーデーの祝日となり、手掛かり材料に欠ける状況だったが、円相場が円安に振れて推移していることが材料視されている。また、3日の内閣改造を控えて、組閣人事などが伝えられてきており、政策期待が高まる格好にも。

寄り付きで15500円を回復して始まった日経平均は、その後もじりじりと上げ幅を広げる中、円相場の一段の円安の流れを受けて、先物主導で上げ幅を拡大させている。セクターでは、証券、不動産の上昇率が2%を超えたほか、その他金融、電気機器、精密機器、銀行、非鉄金属、ガラス土石、倉庫運輸、輸送用機器、保険、その他製品、化学、金属、ゴム製品などが軒並み1%を超える上昇に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えている。

政策期待の高まりを背景に強い値動きが続く中、証券や不動産などの上昇をみると、緩和期待なども高まっているようである。意外高の展開となるなか、これまで反応薄だった円相場も円安基調が強まったことで、買い安心感につながったとみられる。先物主導によるインデックス買いの影響が大きいとみられるが、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさ株の上昇により、日経平均は押し上げられている。

一方、ミクシィ<2121>、サイバダイン<7779>など中小型の主役的な銘柄の一角には利益確定の流れが強まっており。明日の内閣改造を控え、より政策関連への物色に向かわせている。

■ドル・円は104円75銭付近、東京株式市場の強含みで堅調推移

ドル・円は104円75銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が強含みに推移していることで堅調推移。ユーロ・ドルは、1.3117ドルから1.3132ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感から軟調推移。ユーロ・円は、137円02銭から137円49銭まで堅調推移。

12時15分時点のドル・円は104円75銭、ユーロ・円は137円45銭、ポンド・円は173円71銭、豪ドル・円は97円52銭付近で推移している。

■後場のチェック銘柄

・GPIF改革期待などで強含み、日経平均は先物主導で上げ幅を拡大
・三菱UFJ<8306>や野村HD<8604>など金融関連株高が目立つ、輸出関連も堅調
・後場も先物動向を注視、引き続き政策期待の強い銘柄中心に見直しへ

☆後場の注目スケジュール☆

<海外>

13:30 豪準備銀行が政策金利発表(2.50%で据え置きの予想)



<KO>

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