日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は117円高、円安進行で幅広い銘柄が買い先行に
[14/09/03]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は117円高、円安進行で幅広い銘柄が買い先行に】
9時34分現在の日経平均株価は、15785.87円(前日比+117.27円)で推移。日経平均は続伸で始まった。2日の米国市場は高安まちまちだったが、政策期待が高まるなか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の15765円だった。円相場は1ドル=105円台に乗せて推移しており、幅広い銘柄に買いが先行している。また、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>のほか、既存店売上高が2ヶ月ぶりに前年実績を上回ったファーストリテ<9983>、設備投資計画を発表しているファナック<6954>が揃って上昇しており、日経平均をけん引する格好となっている。
セクターでは、証券のほか、その他金融、非鉄金属、銀行、電気機器、情報・通信、不動産、倉庫・運輸、輸送用機器、機械など、金融緩和メリットセクターを中心に強い動きをみせている。売買代金上位では、ソフトバンク、ファーストリテ、ファナックのほか、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、キヤノン<7751>、アイフル<8515>などが堅調。一方、ソディック<6143>、ミクシィ<2121>、コロプラ<3668>、アステラス薬<4503>などが冴えない。
【ドル・円は105円16銭付近、GPIF改革への期待先行】
ドル・円は105円16銭付近で推移。ドル・円は一時105円28銭まで買われており、1月上旬以来の高値圏で推移している。株高は想定の範囲内との声が聞かれているが、GPIFなどの日本の大手機関投資家による外債投資拡大への期待は強く、リスク選好的な円売り・米ドル買いは継続する可能性がある。
9時34分時点のドル・円は105円16銭、ユーロ・円は138円11銭、ポンド・円は173円22銭、豪ドル・円は97円62銭付近で推移している。
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