日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は35円高、ロックオンは買い気配に
[14/09/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は35円高、ロックオンは買い気配に】
9時32分現在の日経平均株価は、15947.02円(前日比+35.49円)で推移。日経平均は反発で始まった。16日の米国市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)への楽観的な見方が広がり、NYダウはザラバで最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の15910円だった。
売買代金上位では、トヨタ<7203>、ミクシィ<2121>、パイオニア<6773>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、NTT<9432>、東芝<6502>が堅調。一方で、ソフトバンク<9984>が利食い優勢。三井住友<8316>、みずほ<8411>などメガバンクも冴えない。ソディック<6143>、第一三共<4568>なども軟調。
セクターでは、輸送用機器、鉄鋼、倉庫・運輸、鉱業、保険、小売、卸売、サービス、建設などが上昇。半面、不動産、海運、石油・石炭、パルプ・紙、情報・通信、ゴム製品などが小安く始まっている。なお、本日マザーズ市場に上場したロックオン<3690>は、買い気配から始まっている。
【ドル・円は107円24銭付近、107円付近に個人勢などのドル買いオーダー】
ドル・円は107円24銭付近で推移。株高への期待でリスク選好的な円売りは継続している。107円付近には個人勢、短期筋などのドル買いオーダーが残されており、アジア市場でドルは107円台を維持するとの見方が多い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果を確認したいとの理由で日中における為替取引は動意薄の状態が続くとの見方があるが、株高ならば、ドル・円はやや強い動きを見せるのではないか、との声が聞かれている。
■今後のポイント
・107円付近に個人勢などのドル買いオーダー
・米FOMCの会合を控えて為替取引は動意薄となる可能性
9時32分時点のドル・円は107円24銭、ユーロ・円は138円93銭、ポンド・円は174円36銭、豪ドル・円は97円37銭付近で推移している。
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