日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は77円安、先週の大幅上昇の反動
[14/09/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は77円安、先週の大幅上昇の反動】
9時35分現在の日経平均株価は、16243.45円(前日比-77.72円)で推移。日経平均は反落で始まった。先週末19日の米国市場は、スコットランド独立否決を好感する一方で、半導体関連などには換金売りとみられる売買から高安まちまちだった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の16210円であり、先週の大幅上昇の反動が意識されやすい状況。また、ソフトバンク<9984>はアリババ上場でいったんは材料出尽くし、ファーストリテ<9983>は先週末の大幅な上昇の反動もあって利食い先行となり、日経平均の重しとなっている。
セクターでは、鉱業、卸売、不動産、保険、空運、銀行、鉄鋼、証券、非鉄金属などが小じっかり。一方で、海運、パルプ・紙、情報・通信、小売、金属製品、食料品などが小安い。売買代金上位では、トヨタ<7203>、メガバンク、NTT<9432>、三菱地所<8802>、KDDI<9433>などがしっかり。半面、ソニー<6758>、ミクシィ<2121>、ファナック<6954>などが冴えない。
【ドル・円は108円88銭付近、108円80銭以下に個人勢などのドル買いオーダー】
ドル・円は108円88銭付近で推移。日経平均株価は小幅安となっていることから、ドル・円は若干伸び悩み。ただし、108円80銭以下には個人勢などのドル買いオーダーが残されている。ドルの上昇トレンドは維持されているとの見方が多く、アジア市場でドル・円が108円70銭を継続的に下回る可能性は低いとみられている。
■今後のポイント
・108円80銭以下に個人勢などのドル買い興味
・ドルの上昇トレンドは変わらず
9時35分時点のドル・円は108円88銭、ユーロ・円は139円89銭、ポンド・円は177円77銭、豪ドル・円は97円38銭付近で推移している。
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