NY金:反発で1218.80ドル、香港懸念を受けた安全志向の買いが先行
[14/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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NY金は反発(COMEX金12月限終値:1218.80 ↑3.40)。買いが先行し1222.50ドルまで上昇した後、いったん売りなったが、1216.50ドルまでの下落にとどまった。香港で民主的な選挙を求める大規模な抗議活動が続く状況に、世界経済への影響が懸念され始め、欧米で株安となったことで、安全資産としての買いが優勢になった。
ただ、今週は米国の雇用統計など重要な経済指標の発表を控えて、連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期が早まる可能性への警戒感は強く、金の上昇余地は限られることになったとみられる。
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