《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!
[14/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【小幅安となる】16150-16350円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、5日線辺りでの攻防になりそうだ。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移が続くことになろう。パラボリックのSAR値は16360円辺りに位置しているが、これにタッチして陽転シグナルを発生させることは厳しそうか。5日線を挟んでの16150-16350円のレンジを想定。
【小幅安となる】欧米恐怖指数は一時10%超の上昇=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の終値は225先物比45円安の16265円。為替市場では、ドル・円は109円40銭台、ユーロ・円は138円80銭台(8時00分時点)。月末、中間期末ということから、為替市場では海外で稼いだ利益を国内に買戻す決算に絡んだ円買い需要が発生することで円安推移は一服か。株式の需給面では引けにかけては期末特有の売買フローが入るとの観測はあるが、個別材料難から一日を通して16200円台での小動きを想定する。
気になる点は欧米恐怖指数の上昇だ。米VIX指数は一時15%の上昇で8月の水準まで上がったほか、欧州VSTOXX指数も一時12%超の上昇とともに2桁の上昇が見られた。警戒水準にはまだ遠いものの、足元の欧米の恐怖指数は下値を切り上げる格好に。VIX、VSTOXXの緩やかな上昇は「テール・リスク」を警戒した動きとも捉えられよう。昨日の欧米株式市場はさほど荒れていなかったことからも嫌な印象が残る。
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