日経平均は140円安、住友商事急落で総合商社の下げが目立つ
[14/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
10時06分現在の日経平均株価は、16170.49円(前日比-140.15円)で推移。香港情勢への不透明感が嫌気され29日の米国株式市場が下落、為替相場の円安も一服しており、日経平均は利益確定売り優勢でスタート。寄り付き後は先物への断続的な売りを背景に下げ幅を拡大し、一時16120.38円(同-190.26円)まで下落。海外投資家は売りに傾いているとみられること、香港ハンセン指数の動向を見極めたいとの見方もある。個別では、シェールオイル開発失敗で減損損失2700億円を計上した住友商事<8053>が急落、警戒感波及で伊藤忠<8001>や丸紅<8002>など総合商社各社の下げが目立つ。
セクター別では、空運、小売業、水産・農林が上昇する一方、卸売業、証券、鉄鋼、倉庫・運輸、その他金融などが下落。値上がり率上位には、DI<4310>、セイコーHD<8050>、きちり<3082>、東洋水産<2875>、enish<3667>などがランクイン。値下がり率上位には、住友商<8053>、UKCHD<3156>、遠藤照明<6932>、キョーリンHD<4569>、WNIウェザー<4825>などがランクイン。出来高上位には、みずほFG<8411>、ユニチカ<3103>、住友商<8053>、熊谷組<1861>、三菱UFJ<8306>などがランクインしている。
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