NY株式:ダウは263ドル高、欧州株急騰や9月住宅着工件数の予想上振れを好感
[14/10/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
17日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は263.17ドル高の16380.41、ナスダックは41.05ポイント高の4258.44で取引を終了した。欧州中銀のクーレ理事が数日内に資産購入(量的緩和)に踏み切ると発言したことで欧州株式相場が急騰した流れを受け、大きく反発して始まった。9月住宅着工件数が予想を上回ったことも好感され終日堅調推移となった。セクター別でも全面高となっており、特に運輸や資本財の上昇が目立った。
複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)や防衛関連のハネウェル(HON)が予想を上回る決算を発表して上昇。投資銀行のモルガン・スタンレー(MS)も好決算を発表して堅調推移となった。一方で、アパレルのアーバン・アウトフィッターズ(URBN)や、検索大手のグーグル(GOOG)、フラッシュメモリのサンディスク(SNDK)などが冴えない決算を発表して軟調推移となった。
政府管理下にある住宅金融のファニーメイとフレディーマックが融資拡大に向けたプログラム導入で合意間近と報じられたことも支援材料となった。
(Horiko Capital Management LLC)
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