日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は285円高、米国株高を受けて幅広い銘柄が買い先行
[14/10/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は285円高、米国株高を受けて幅広い銘柄が買い先行」
9時29分現在の日経平均株価は、15090.16円(前日比+285.88円)で推移。日経平均は200円を超える上昇で15000円を回復して始まった。21日の米国市場は、欧州中央銀行(ECB)が社債の買い入れを検討しているとの報道を手掛かりに買いが先行。アップルなどハイテク企業の決算も好感され、NYダウは200ドルを超える上昇となった。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比300円高の15080円と節目の15000円を回復する流れを受けて、幅広い銘柄に買いが先行している。
セクターでは東証33業種すべてが上昇しており、海運の上昇率は3%を超えている。そのほか、金属、空運、建設、情報・通信、機械、輸送用機器、鉱業、不動産、電気機器などの強さが目立つ。売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>、リクルートHD<6098>、富士フイルム<4901>、KDDI<9433>、ファナック<6954>などが堅調。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに2ケタの上昇率に。
【ドル・円は106円98銭付近、9月の貿易赤字額は予想を上回る」
ドル・円は106円98銭付近で推移。今日発表された日本の9月貿易収支は-9583億円で赤字額は予想を上回った。日経平均株価は200円超の上昇だが、株高や高水準の貿易赤字額を意識したリスク選好的な円売りは活発ではないようだ。
■今後のポイント
・9月の貿易赤字額は予想を上回る
・日経平均株価の大幅反発を意識した円売り
9時29分時点のドル・円は106円98銭、ユーロ・円は136円04銭、ポンド・円は172円38銭、豪ドル・円は93円87銭付近で推移している。
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