日経平均は256円高、需給懸念などで上げ渋る展開に(訂正)
[14/10/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
10時08分現在の日経平均株価は、15060.80円(前日比+256.52円)で推移。欧州中央銀行(ECB)が社債の買い入れを検討しているとの報道を手掛かりに21日の米国株式市場が大幅高となり、日経平均は200円超の上昇でスタート。昨日想定以上に弱含みとなった反動もあり、一時15129.11円(同+324.83)まで上昇。ただ、政権運営や需給懸念などが上値抑制要因として意識され、買い一巡後は上げ渋る展開に。一目均衡表の転換線(15130.67円)が上値抵抗線にも。
個別では、九州電力<9508>が一部再生可能エネルギーの買い取り手続きの再開を発表したことで、サニックス<4651>や田淵電機<6624>など足元で売り込まれていた太陽光発電関連の一角が急伸。また、バルチック海運指数の急伸を背景に商船三井<9104>や川崎汽船<9107>など海運株の上昇も目立つ。
セクター別では全業種が上昇するなか、海運、金属製品、不動産、建設、機械が上昇率上位。値上がり率上位には、サニックス<4651>、大林道路<1896>、CFS<8229>、エレマテック<2715>、タツタ電線<5809>などがランクイン。値下がり率上位には、江守グループHD<9963>、エアーテック<6291>、DR.シーラボ<4924>、日ペイントHD<4612>、キャンドゥ<2698>などがランクイン。出来高上位には、ユニチカ<3103>、みずほFG<8411>、商船三井<9104>、飛島建<1805>、三菱UFJ<8306>などがランクインしている。
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