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【日経平均は94円安、米国株安を受けて利益確定売りが先行】

9時38分現在の日経平均株価は、15101.19円（前日比-94.58円）で推移。日経平均は反落で始まった。22日の米国市場では、前日の急反発を受けた利益確定に加え、カナダでの銃乱射事件が報じられ、テロへの懸念からリスク回避の流れに。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の15110円となり、利益確定売りが先行。

セクターでは鉱業のみが小幅に上昇。その他金融、空運、情報・通信、電気機器、石油・石炭、ゴム製品、機械、非鉄金属、精密機器、不動産などが冴えない。売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、シップＨＤ<3360>、富士フイルム<4901>、リクルートＨＤ<6098>、日本電産<6594>などが軟調。半面、ミクシィ<2121>、飛島建<1805>、ラオックス<8202>、ディーエヌエー<2432>、サニックス<4651>などが堅調。

【ドル・円は107円16銭付近、リスク選好的なドル買い・円売りは一服】

ドル・円は107円16銭付近で推移。ドル・円は107円23銭まで買われたが、日経平均株価は100円超の下げとなっており、株安を意識してリスク選好的なドル買いは抑制されているようだ。ただし、リスク回避的な円買いは22日までに一巡したものとみられており、日経平均株価が想定外の大幅安にならない限り、ドル・円は107円付近で下げ渋る可能性があるとみられている。

■今後のポイント

・リスク回避的な円買いは22日までに一巡との見方
・日経平均株価の下落を意識して円売り一服

9時38分時点のドル・円は107円16銭、ユーロ・円は135円49銭、ポンド・円は171円98銭、豪ドル・円は93円90銭付近で推移している。



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