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日本株見通し:買い先行後は、こう着感の強い相場展開に

注目トピックス 市況・概況
27日の東京市場は買い先行後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。26日に欧州中央銀行(ECB)の銀行ストレステスト(健全性審査)の結果が公表され、ギリシャの銀行など25行が「不合格」となった。この結果については、既に予想として伝えられており、サプライズ感はない。とはいえ、結果を受けた欧米市場の動向を見極めたいとする様子見材料になりそうだ。

そのほか、米国では28-29日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、量的緩和政策(QE3)終了が見込まれている。QE3終了を前にしたこれまでのミューチュアルファンドなどの売りが通過することで、アク抜けが期待されるものの、こちらも結果を受けた海外市場の動向を見極めたいところだろう。

また、今週は主要企業の決算発表が本格化する。足元の景気不透明感や円安一服により、企業の慎重姿勢が強まるなか、通期計画を据え置く企業が増える可能性がある。慎重見通しから今後上方修正の可能性は残るとは言え、材料視しづらい状況にもなりやすい。結果を受けた市場の反応を見極める必要もあり、方向感が掴みづらくなりそうである。

一方で、下値の堅さは意識されそうである。国内では31日に日本銀行が政策委員会・金融政策決定会合を開く。現状維持であろうが、欧州景気に対する不透明感のほか、米国のエボラ出血熱による経済への影響、さらに安倍政権閣僚の辞任による政権運営への警戒感などを背景に、量的・質的金融緩和へ言及するとの思惑が高まっている。追加緩和をめぐる市場の憶測が再燃する可能性がある。



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