日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は反落、ファナックが引き続き冴えない
[14/10/28]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
【日経平均は反落、ファナックが引き続き冴えない】
9時31分現在の日経平均株価は、15368.40円(前日比-20.32円)で推移。日経平均は反落で始まった。27日の米国市場は小幅に上昇。ただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円安の15315円となり、この流れを受けて、やや売りが先行。セクターでは、海運、鉱業、食料品、不動産、電力・ガス、証券、医薬品、銀行などが上昇。一方で、空運、非鉄金属、水産・農林、情報・通信、精密機器、機械、倉庫・運輸、ガラス・土石などが下落。
個別では、今期予想営業利益で携帯3位に転落と報じられているNTTドコモ<9437>は反落。上方修正を発表したキヤノン<7751>は反応薄。村田製<6981>も利食い優勢。前日の好材料出尽くしで軟調だったファナック<6954>は本日も冴えない。一方で、業績観測報道のほか、バルチック指数の上昇が材料視された日本郵船<9101>は上昇。
【ドル・円は107円94銭付近、株安を意識した円買いは増えず】
ドル・円は107円94銭付近で推移。日経平均株価は小幅安で推移しているが、株安を意識した円買いは増えていないもよう。今週後半には日米の金融政策が決定されることから、短期筋などは為替取引を手控えているようだ。新たなドル買い材料が提供されるまでは、ドル・円が108円を大きく上回る可能性は低いとの声が聞かれている。
■今後のポイント
・日経平均株価の小幅安は特に意識されず
・今週後半に日米の金融政策決定を控えており、短期筋などは為替取引を手控え
9時31分時点のドル・円は107円94銭、ユーロ・円は137円05銭、ポンド・円は173円98銭、豪ドル・円は95円01銭付近で推移している。
<KO>