日経平均は32円安、重要イベント見極めで小動き
[14/10/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
10時05分現在の日経平均株価は、15355.76円(前日比-32.96円)で推移。27日の米国株式市場は小幅高になったものの、米国経済指標の予想下振れなどでドル・円の円安が一服しており、日経平均は小幅に下落してスタート。米国では28-29日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されることから、重要イベントを見極めたいとのムードから小幅安水準で小動きとなっている。その一方、下値については日銀による追加緩和への思惑などがサポートする格好に。
主力処では、14年7-9月期の小幅減益やレンズ交換式のカメラ販売計画の引き下げなどが嫌気されキヤノン<7751>が軟調、指数寄与度の高いファナック<6954>やソフトバンク<9984>もさえない。そのほか、エボラ関連に引き続き資金が向かっており、エアーテック<6291>、アゼアス<3161>などが急伸。全体相場がイベント待ちで手掛けづらいなか、中小型株に物色資金が向かっており、マザーズ指数が強い動きに。
セクター別では、陸運、不動産、小売業、食料品、金属製品などが上昇する一方、非鉄金属、石油・石炭、その他金融、ゴム製品、鉄鋼などが下落。値上がり率上位には、エクセル<7591>、エアーテック<6291>、日無線<6751>、ユアテック<1934>、TPR<6463>などがランクイン。値下がり率上位には、ナカヨ<6715>、ペガサス<6262>、フジクラ<5803>、小森<6349>、信越ポリマ<7970>などがランクイン。出来高上位には、ユニチカ<3103>、東京電力<9501>、みずほFG<8411>、飛島建設<1805>、三井造<7003>などがランクインしている。
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