日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は125円安、円安一服で手掛けづらさも
[14/11/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は125円安、円安一服で手掛けづらさも】
9時37分現在の日経平均株価は、16754.79円(前日比-125.59円)で推移。日経平均は反落で始まった。7日の米雇用統計の結果を受けてのスタートとなる中、シカゴ日経225先物清算値16775円にサヤ寄せする格好で始まった。為替市場ではドル売りが優勢となり、1ドル=114円35銭辺りで推移していることも、手掛けづらくさせている。
売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>、ミクシィ<2121>、NTT<9432>、富士重<7270>、ファーストリテ<9983>、三井物産<8031>、KDDI<9433>、ファナック<6954>などが冴えない。一方で、ディーエヌエー<2432>、ソニー<6758>、リクルートHD<6098>、エラン<6099>がしっかり。セクターでは、鉱業が上昇しているほかは、32業種が下落しており、証券、その他金融、海運、情報・通信、不動産、精密機器、輸送用機器、機械などが軟調。
【ドル・円は114円36銭付近、株安意識の円買いフロー】
ドル・円は114円36銭付近で推移。株安を意識した円買いのフローが多少入っているようだ。ただ、米労働市場の改善傾向は変わっていないとの見方が多く、ドル・円は114円付近で下げ渋るとの見方が依然として多い。仲値時点のドル需要はやや多いと予想されていることもドル相場を下支えすることになりそうだ。
■今後のポイント
・日経平均株価の下げを意識してドル・円は伸び悩む
・米労働市場の改善傾向は変わらず
9時37時点のドル・円は114円36銭、ユーロ・円は142円48銭、ポンド・円は181円62銭、豪ドル・円は98円90銭付近で推移している。
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