日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は98円高、米国株高や円安の流れを受けて買い先行
[14/11/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は98円高、米国株高や円安の流れを受けて買い先行】
9時36分現在の日経平均株価は、16878.94円(前日比+98.41円)で推移。日経平均は反発で始まった。10日の米国市場の上昇や円安の流れを受けて、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から始まった。売買代金上位では、アリババの株価上昇を材料視したソフトバンク<9984>のほか、業績上方修正と増配が好感されている住友鉱<5713>が堅調。また、トヨタ<7203>、ケネディクス<4321>、ミクシィ<2121>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>などが買い先行に。
セクターでは、非鉄金属、倉庫・運輸、精密機器、情報・通信、不動産、食料品、鉄鋼、証券、サービスなどが堅調。一方で、水産・農林、建設、パルプ・紙、ゴム製品、金属、海運などが小安く始まった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の過半数を占めている。
【ドル・円は114円91銭付近、株高を意識したドル買い観測】
ドル・円は114円91銭付近で推移。今日発表された9月経常収支は+9630億円で黒字額は市場予想を大きく上回ったが、外為市場での反応は限定的だった。その一方、日経平均株価は100円超の上昇になっていることから、株高を意識したリスク選好的なドル買いが観測されている。
■今後のポイント
・日経平均株価の上昇を意識したドル買い
・米労働市場の改善傾向は変わらず
9時36分時点のドル・円は114円91銭、ユーロ・円は142円79銭、ポンド・円は182円11銭、豪ドル・円は99円14銭付近で推移している。
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