日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は連日で年初来高値更新、円安進行で買い先行
[14/11/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は連日で年初来高値更新、為替相場の円安進行で買い先行】
9時42分現在の日経平均株価は、17337.76円(前日比+213.65円)で推移。日経平均は続伸で始まり、連日で年初来高値を更新。米国市場は小動きだったが、為替市場では日本の消費増税先送り、衆院解散・総選挙への思惑から円売りが観測されている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の17225円となり、これにサヤ寄せする格好からのスタートに。セクターでは鉱業が上昇率トップ。不動産、非鉄金属、その他金融、空運、輸送用機器、ガラス・土石、証券、その他製品、電気機器などが強い。
売買代金上位では、トヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、富士フイルム<4901>、みずほ<8411>、ホンダ<7267>、ファーストリテ<9983>、FFRI<3692>、富士重<7270>、ソニー<6758>などが堅調。一方で、ダイキン<6367>が下落。通期計画は上方修正されたが、サプライズ感はないとの見方に。
【ドル・円は115円73銭、年内総選挙の思惑で円売り継続との見方】
ドル・円は115円73銭付近で推移。ドル・円は116円01銭まで反発したが、その後は伸び悩んでいる。年内総選挙の可能性が高まっており、与党勝利が予想されているため、リスク選好的な円売りは継続するとの見方が多い。ポジション調整的な円買いは一服しており、アジア市場でドル・円が115円台前半まで下げる可能性は低いとの見方が増えている。
■今後のポイント
・年内総選挙の思惑で円売り継続との見方
・株高継続の期待で円安傾向は変わらず
9時42分時点のドル・円は115円73銭、ユーロ・円は144円23銭、ポンド・円は184円20銭、豪ドル・円は100円54銭付近で推移している。
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