日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は42円安、ウクライナ情勢悪化を嫌気したリスク回避も
[14/11/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は42円安、ウクライナ情勢悪化を嫌気したリスク回避も】
9時40分現在の日経平均株価は、17154.35円(前日比-42.70円)で推移。日経平均は小幅に反落して始まった。12日の欧州市場は軒並み下落しているほか、米国市場はまちまちの展開。ウクライナ情勢の悪化を嫌気したリスク回避などが意識されるなか、手掛けづらさが窺える。セクターでは、その他金融、ゴム製品、証券、電力・ガス、非鉄金属などが堅調。半面、不動産、海運、金属、食品などが冴えない。
売買代金上位では高安まちまちとなり、ソフトバンク<9984>、東電<9501>、富士フイルム<4901>、ホンダ<7267>、楽天<4755>、サイバーダイン<7779>、三井住友<8316>などが堅調。一方で、トヨタ<7203>、ミクシィ<2121>、ラオックス<8202>、ケネディクス<4321>などが冴えない。また、決算を発表しているコロプラ<3668>は売り気配からのスタート。新規上場のSHIFT<3697>は買い気配からのスタート。
【ドル・円は115円54銭付近、リスク選好的なドル買いはやや一服】
ドル・円は115円54銭付近で推移。日経平均株価は小幅安となっており、リスク選好的なドル買いはやや一服している。ただし、株高・円安の基調は当面変わらないとの見方が多い。12月に総選挙が実施されても政権交代の可能性はゼロに近いとみられており、株高持続の可能性は高いとみられている。
9時40分時点のドル・円は115円54銭、ユーロ・円は143円69銭、ポンド・円は182円27銭、豪ドル・円は100円67銭付近で推移している。
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