日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は21円高、ドル・円が116円台に突入
[14/11/14]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
【日経平均は21円高、ドル・円が116円台に突入】
9時40分現在の日経平均株価は、17414.34円(前日比+21.55円)で推移。日経平均は続伸。17500円を回復して始まった。オプションSQとなるなか、インデックスに絡んだ売買が大幅な買い越しだったことで、シカゴ先物を大幅に上回るギャップ・アップで始まった。円相場は1ドル=116円台に突入している。ただし、結果的には上に幻のSQを残した格好であり、寄り付き後は手掛けづらい状況にも。
そのため寄り付き後は下げに転じている銘柄も多く、特に指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、KDDI<9433>は弱い動きに。そのほか、ミクシィ<2121>、東京エレク<8035>の弱さが目立つ。一方で、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、アステラス<4503>、積水ハウス<1928>などが堅調。セクターでは、不動産、証券、その他製品、金属製品、建設、空運などが堅調。半面、石油・石炭が小安く推移。
【ドル・円は116円06銭付近、株高継続を意識した円売り】
ドル・円は116円06銭付近で推移。株高継続を意識したリスク選好的な円売りが観測されている。2015年10月に予定されている消費増税は延期が濃厚となっている。消費増税の延期は株高につながるとの見方が多く、株高を意識してリスク選好的な円売りは継続するとの思惑が広がっている。
■今後のポイント
・来年10月の消費増税延期で株高継続→リスク選好的な円売り
・ポジション調整的なドル売りは一巡との見方
9時40分時点のドル・円は116円06銭、ユーロ・円は144円67銭、ポンド・円は182円08銭、豪ドル・円は100円93銭付近で推移している。
<KO>