日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は398円安、日銀によるETF買い期待も
[14/11/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は398円安、日銀によるETF買い期待も】
13時00分現在の日経平均株価は、17092.12円(前週末比-398.71円)で推移。日経平均は前引け値から下げ幅を縮めて始まっている。前引け段階で日経平均、TOPIXともに2%を超える下落となるなか、日銀によるETF買入れへの期待なども高まっているようである。また、日経平均は前場に一時17000円を割り込んでおり、下げ一巡感も意識されるところ。
セクターでは繊維のみがプラスであり、一方で、保険、電力・ガスの下落率が3%を超えている。その他金融、ガラス・土石、陸運、精密機器、証券、ゴム製品、サービス、非鉄金属、医薬品、倉庫・運輸、パルプ・紙、不動産、金属、小売、輸送用機器、空運、その他製品の下落率は2%を超えている。個別では増額修正と自社株買いを発表した三菱UFJ<8306>が引き続き堅調。米ボーイングから炭素繊維1兆円受注と伝えられた東レ<3402>も堅調。そのほか、ミクシィ<2121>、翻訳センター<2483>、サイバーダイン<7779>などがしっかり。
【ドル・円は115円89銭付近、日本経済のリセッション懸念】
ドル・円は115円89銭付近で推移。ドル・円は、日本経済のリセッション(景気後退)懸念を受けて東京株式市場が下落していることで連れ安推移。ユーロ・ドルは、1.2515ドルから1.2580ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測から上げ渋る展開。ユーロ・円は、146円53銭から145円15銭まで軟調推移。
13時00分時点のドル・円は115円89銭、ユーロ・円は145円46銭、ポンド・円は182円12銭、豪ドル・円は101円78銭付近で推移。上海総合指数は、2495.80(前日比+0.68%)で前引け。
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