日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は106円安、3連休前で利益確定売りが先行
[14/11/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は106円安、3連休前で利益確定売りが先行】
9時35分現在の日経平均株価は、17194.33円(前日比-106.53円)で推移。日経平均は小反落で始まった。20日の米国市場は上昇し、NYダウ及びS&P500指数は最高値を更新。しかし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の17250円となるなか、3連休前ということもあって利益確定の売りが先行している。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに下げており、大型株指数の弱さが目立つ。
売買代金上位では、トヨタ<7203>、ケネディクス<4321>、東レ<3402>、ミクシィ<2121>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>などが利食い先行。一方で、OTS<4564>、ホンダ<7267>、ソニー<6758>、ファナック<6954>、日本エンタープ<4829>が堅調。セクターでは、海運、空運、石油・石炭、不動産、鉄鋼、精密などがしっかり。一方で、非鉄、繊維、ガラス・土石、ゴム製品などが小安い。
【ドル・円は118円08銭付近、ポジション調整的なドル買い一巡】
ドル・円は118円08銭付近で推移。ドル・円は朝方に118円37銭まで買われたが、ポジション調整的なドル買いは一巡しつつある。ただし、株高・円安の基調は変わっていないとの見方が多く、具体的なドル売り材料が提供されない場合、ドル・円は120円に到達するとの見方は依然として多いようだ。日米両国がドル高・円安を容認しているとの見方も後退していない。
■今後のポイント
・株高・円安の基調変わらず
・1ドル=120円到達の可能性残る
9時35分時点のドル・円は118円08銭、ユーロ・円は148円16銭、ポンド・円は185円33銭、豪ドル・円は101円87銭付近で推移している。
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