日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は115円高、原油安メリットセクターが上昇
[14/11/28]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
【日経平均は115円高、原油安メリットセクターが上昇】
9時39分現在の日経平均株価は、17364.01円(前日比+115.51円)で推移。日経平均は反発で始まり、上げ幅は3桁を超えてきている。27日の米国市場は感謝祭で休場だったこともあり、手掛けづらさはある。一方、欧州の強い動きを材料視する流れにも。為替市場では1ドル=117円95銭辺りと、やや円安に振れて推移。
石油輸出国機構(OPEC)が27日の総会で、原油生産量を据え置くことを決めた。OPECの協調体制は乱れたままであり、原油安は長期化する可能性が高まっているとの見方に。原油安メリットとして空運、海運、電力・ガスなどが上昇。一方で、鉱業が5%を超える下落に。売買代金上位ではトヨタ<7203>、東芝<6502>、ソフトバンク<9984>、富士重<7270>、JT<2914>、JAL<9201>、ブリヂストン<5108>などが堅調。一方で、マーベラス<7844>、三井物産<8031>、国際帝石<1605>が軟調。
【ドル・円は118円13銭付近、原油安・ドル高の影響で堅調推移】
ドル・円は118円13銭付近で推移。ドル・円は、石油輸出国機構(OPEC)総会での生産枠維持を受けた原油安・ドル高の影響で堅調推移。ユーロ・ドルは、1.2457ドルから1.2465ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測から上げ渋る展開。ユーロ・円は、146円48銭から147円11銭で推移。
【経済指標】
日・10月消費者物価コア指数:前年比+2.9%(前年比予想:+2.9%、9月:+3.0%)
日・10月有効求人倍率:1.10倍(予想:1.09倍、9月:1.09倍)
日・10月完全失業率:3.5%(予想:3.6%、9月:3.6%)
日・10月鉱工業生産速報:前月比+0.2%(前月比予想:-0.6%、9月:+2.9%)
日・10月小売売上高:前月比-1.4%(9月:+2.8%)
日・先週対内株式投資:7349億円の流入超、対外債券投資:451億円の流入超、対内債券投資:4288億円の流出超
9時39分時点のドル・円は118円13銭、ユーロ・円は147円07銭、ポンド・円は185円55銭、豪ドル・円は100円57銭付近で推移している。
<KO>