豪ドル週間見通し:中銀の政策やGDPに注目する展開
[14/11/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■豪ドル弱含み、ロウ豪準備銀行副総裁発言で
先週の豪ドル・円は弱含み。ロウ豪準備銀行副総裁が「必要ならば追加利下げ に踏み切る用意がある。豪ドル下落は経済成長を支援するため歓迎すべきこと」と発言したこと、原油価格など商品価格が下落したことで、豪ドルは一時100円を下回った。取引レンジは99円93銭-102円47銭。
■豪準備銀行金融政策決定会合に要注目
今週の豪ドル・円は上げ渋りか。豪準備銀行金融政策決定会合、7-9月期の国内総生産(GDP)、原油価格や鉄鉱石の価格動向に注目する展開となる。商品価格の下落による豪インフレ率の低迷を受けて、豪準備銀行による利上げ時期の先送り観測、あるいは、利下げ観測が高まっている。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・2日:豪準備銀行金融政策決定会合
・3日:7-9月期国内総生産(GDP)(前年比予想:+3.1%、4-6月期:+3.1%)
予想レンジ:98円00銭-103円00銭
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