日経平均は57円安、売り一巡後は下げ渋る展開に
[14/12/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
10時03分現在の日経平均株価は、17532.81円(前日比-57.29円)で推移。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、日本国債の格付け(外貨建て長期債務)を「Aa3」から「A1」に1段階引き下げると発表、発表後に為替相場は乱高下したものの、リスク回避的な円買いが優勢となり、ドル・円の円安は一服。1日の米国株式市場が感謝祭の売上不振などで下落したこともあり、日経平均は100円超の下落でスタート。寄り付き後は、押し目を待っていた投資家による買いなどもあり、売り一巡後の日経平均は下げ渋る格好にも。
主力の輸出関連株では、トヨタ<7203>やTDK<6762>がプラス圏に切り返しているほか、ホンダ<7267>、東芝<6502>などが堅調。その一方、ソニー<6758>や日産<7201>がさえないなど、高安まちまち。そのほか、ファナック<6954>やファーストリテ<9983>、米アップル株安を受けてソフトバンク<9984>が弱含みとなっている。
セクター別では、鉱業、鉄鋼、非鉄金属、ゴム製品、輸送用機器などが上昇する一方、不動産、その他製品、食料品、空運、サービス業などが下落。値上がり率上位には、日本化<4092>、セ硝子<4044>、鬼怒ゴム<5196>、日化成<4007>、東製鋼<5981>などがランクイン。値下がり率上位には、ピジョン<7956>、松屋<8237>、ディップ<2379>、enish<3667>、日本調剤<3341>などがランクイン。出来高上位には、ユニチカ<3103>、みずほFG<8411>、三菱UFJ<8306>、神戸製鋼<5406>、新日鉄住金<5401>などがランクインしている。
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