12月3日のNY為替・原油概況
[14/12/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円24銭から119円86銭まで上昇し、
119円80銭で引けた。この日発表された米・11月ADP雇用統計(民間雇用者数)が下振れ
となり、ドル売りが先行。しかし、その後は、衆院選の序盤情勢調査で自民党が議席
を増やす可能性が示されたことから円売り、米・11月ISM非製造業景況指数(総合)の
上振れ、強めの米地区連銀経済報告を受けてドル買いが優勢になった。
ユーロ・ドルは、1.2345ドルから1.2301ドルまで下落し、ユーロ・円は、147円05
銭まで下落後、147円57銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.5668ドルから1.5719ドルまで上昇。来年の成長率見通しが上方
修正され、ポンド買いになった。ドル・スイスフランは、0.9743フランから0.9783フ
ランまで上昇した。
3日のNY原油先物は反発。68.23ドルまで上昇した後、66.80ドルまで下落したが、
引けにかけて前日終値(66.88ドル)を上回る水準を回復した。この日発表された米エ
ネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の在庫が大幅減少とな
り、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も減少、製油所稼働率も
上昇していたことから、買いが優勢になった。
一方、ガソリン在庫、留出油在庫が大幅に増加しており、その後の一時的な下押し
につながったとみられる。また、原油相場の反発局面においては、まだ戻り売り的な
動きも強いもよう。引けは、前日比0.50ドル高の67.38ドル。
<KK>
119円80銭で引けた。この日発表された米・11月ADP雇用統計(民間雇用者数)が下振れ
となり、ドル売りが先行。しかし、その後は、衆院選の序盤情勢調査で自民党が議席
を増やす可能性が示されたことから円売り、米・11月ISM非製造業景況指数(総合)の
上振れ、強めの米地区連銀経済報告を受けてドル買いが優勢になった。
ユーロ・ドルは、1.2345ドルから1.2301ドルまで下落し、ユーロ・円は、147円05
銭まで下落後、147円57銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.5668ドルから1.5719ドルまで上昇。来年の成長率見通しが上方
修正され、ポンド買いになった。ドル・スイスフランは、0.9743フランから0.9783フ
ランまで上昇した。
3日のNY原油先物は反発。68.23ドルまで上昇した後、66.80ドルまで下落したが、
引けにかけて前日終値(66.88ドル)を上回る水準を回復した。この日発表された米エ
ネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の在庫が大幅減少とな
り、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も減少、製油所稼働率も
上昇していたことから、買いが優勢になった。
一方、ガソリン在庫、留出油在庫が大幅に増加しており、その後の一時的な下押し
につながったとみられる。また、原油相場の反発局面においては、まだ戻り売り的な
動きも強いもよう。引けは、前日比0.50ドル高の67.38ドル。
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