NY為替:ドル・円は119円80銭、米11月ISM非製造業景況指数の上振れなどでドル買い優勢
[14/12/04]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
3日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は119円24銭から119円86銭まで上昇し、119円80銭で引けた。この日発表された米11月ADP雇用統計(民間雇用者数)が下振れとなり、ドル売りが先行。しかし、その後は、衆院選の序盤情勢調査で自民党が議席を増やす可能性が示されたことから円売り、米11月ISM非製造業景況指数(総合)の上振れ、強めの米地区連銀経済報告(ベージュブック)を受けてドル買いが優勢になった。
ユーロ・ドルは、1.2345ドルから1.2301ドルまで下落し、ユーロ・円は、147円05銭まで下落後、147円57銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.5668ドルから1.5719ドルまで上昇。来年の成長率見通しが上方修正され、ポンド買いになった。ドル・スイスフランは、0.9743フランから0.9783フランまで上昇した。
【経済指標】
・米・11月ADP雇用統計:+20.8万人(予想:+22.2万人、10月:+23.3万人←+23.0万人)
・米・11月ISM非製造業景況指数(総合):59.3(予想:57.5、10月:57.1)
・米・7-9月期労働生産性改定値:前期比年率+2.3%(予想:+2.4%、速報値:+2.0%)
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