英ポンド週間見通し:強含みか、景況感改善と商品貿易赤字の減少観測
[14/12/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■ポンド強含み、英国11月の製造業PMI改善で
先週のポンド・円は上昇。英国の11月の製造業PMIやサービス業PMIが改善したこと、イングランド銀行(英中央銀行)による早期利上げ観測が高まったことが要因。衆議院選挙の世論調査で与党圧勝の調査結果が発表されたことも対円レートの上昇を促した。取引レンジは185円05銭-189円71銭。
■英国の景況感指標と原油価格に要注目か
今週のポンド・円は、英国の景況感改善観測、商品貿易赤字の減少観測などから強含みに推移すると予想される。衆議院選挙での与党圧勝観測や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)によるポンド建て資産投資増額期待もポンド買い・円売り要因となる。
○発表予定の主要経済指標・注目イベント
・9日:10月鉱工業生産 (予想:+0.3%、10月:+0.6%)
・10日:10月商品貿易収支(予想:-94.3億ポンド、9月-98.21億ポンド)
予想レンジ: 188円00銭-192円00銭
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