NY為替:ドル・円は119円20銭、米経済指標やルー米財務長官発言を好感
[14/12/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
11日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は118円35銭から119円45銭まで上昇し119円20銭で引けた。米国の11月小売売上高が予想を上振れ8カ月ぶりの大幅な伸びを示したことや、週次の失業保険申請件数が予想外に減少したことを受けてリスク選好の円売り、債券利回り上昇に伴うドル買いが再燃。また、ルー米財務長官の発言「米国経済は力強さを増している」、「原油安は経済にとって最終的にプラス」も好感材料となった。14日に衆議院選挙を控えた終盤情勢調査結果で、与党自民党が序盤の勢いを維持し全475議席のうち単独で300議席超をうかがうとの報道を受けてさらに円売りが加速。
ユーロ・ドルは、1.2441ドルから1.2370ドルへ下落し1.2380ドルで引けた。ユーロ・円は、株式相場の回復に連れ147円14銭から148円03銭まで上昇。WTIが60ドル割れとなったため伸び悩んだ。ポンド・ドルは、1.5665ドルから1.5724ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9656フランから0.9709フランまで上昇した。
[経済指標]
米・11月小売売上高:前月比+0.7%(予想:+0.4%、10月:+0.5%←+0.3%)
米・11月小売売上高(自動車除く):前月比+0.5%(予想:+0.1%、10月:+0.4%←+0.3%)
米・11月輸入物価指数:前月比-1.5%(予想:-1.8%、10月:-1.2%←-1.3%)
米・先週分新規失業保険申請件数:29.4万件(予想:29.7万件、前回:29.7万件)
米・失業保険継続受給者数:251.4万人(予想:234.4万人、前回:237.2万人←236.2万人)
米・10月企業在庫:前月比+0.2%(予想:+0.2%、9月:+0.3%)
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