日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は393円高、米国株高好感で全面高商状に
[14/12/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は393円高、米国株高好感で全面高商状に】
9時51分現在の日経平均株価は、17213.54円(前日比+393.81円)で推移。日経平均は大幅に上昇してスタート。17日の米国市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で利上げを慎重に進める姿勢が示されたことが好感され、NYダウは288ドル高と、約1年ぶりの上げ幅となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比375円高の17185円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップに。
セクターでは33業種全てが上昇しており、ゴム製品、輸送用機器、機械、その他金融、電力・ガス、銀行、証券、倉庫・運輸などが3%超の上昇。一方、上昇率が小さい情報・通信についても2%を超える上昇に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、全体の9割を超える全面高商状に。売買代金上位では、トヨタ<7203>、JT<2914>、みずほ<8411>、ソニー<6758>など全般堅調。その中で、マーベラス<7844>が利食い優勢に。
そのほか、本日上場したgumi<3903>は、公開価格と同じ3300円で初値を付けており、その後はやや冴えない展開。アドベンチャー<6030>は買い気配、大冷<2883>は公開価格を下回ってのスタートに。
【ドル・円は118円78銭付近、東京株式市場の大幅高は想定内との声】
ドル・円は118円78銭付近で推移。東京株式市場の大幅高は想定の範囲内との声が聞かれており、株高を意識したドル買いはやや一服しつつある。ただし、2015年における米利上げの可能性は高まっていることから、日米金利差拡大への思惑でドルは下げ渋るとの見方は多い
■今後のポイント
・日経平均株価の大幅続伸は想定の範囲内
・日米金利差の拡大を意識したドル買い
9時51分時点のドル・円は118円78銭、ユーロ・円は146円56銭、ポンド・円は185円09銭、豪ドル・円は96円51銭付近で推移している。
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