日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は202円高、米国株高を受けて安心感が広がる
[14/12/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は202円高、米国株高を受けて安心感が広がる】
9時32分現在の日経平均株価は、17837.36円(前営業日比+202.22円)で推移。日経平均は大幅に続伸して始まった。23日の米国市場でNYダウが終値で初の18000ドル台に乗せたことで、買い安心感が広がっている。シカゴ先物は大阪比250円高の17850円だったが、大阪225はこれにサヤ寄せする格好に。セクターでは、保険、輸送用機器、倉庫・運輸、水産・農林、化学、その他金融、電気機器、機械、陸運、金属などが堅調。一方で、石油・石炭、鉱業が小安く始まっている。
売買代金上位では、トヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、ホンダ<7267>、キヤノン<7751>、三井不<8801>などが堅調。一方で、JT<2914>、マーベラス<7844>、ミクシィ<2121>が冴えない。なお、本日上場の綿半ホールディングス<3199>、ヨシックス<3221>、データセクション<3905>は、いずれも買い気配からのスタート。
【ドル・円は120円67銭付近、ドル先高観は後退せず】
ドル・円は120円67銭付近で推移。日経平均株価の上昇は想定の範囲内であり、ドル・円の取引では材料視されていないようだ。クリスマス休暇に入った投資家が増えていることから、新たな売買材料が提供されない場合、ドル・円は120円台で小動きを続けるとの声が聞かれている。ただし、ドルの先高観(円の先安観)は後退していないことから、リスク選好的な円売り・ドル買いが大きく後退することはないとみられている。
■今後のポイント
・日経平均株価の上昇は想定の範囲内
・ドル先高観は後退せず
9時32分時点のドル・円は120円67銭、ユーロ・円は146円97銭、ポンド・円は187円29銭、豪ドル・円は97円85銭付近で推移している。
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