第3次安倍内閣が発足、政策関連への物色が改めて強まる【クロージング】
[14/12/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
24日の日経平均は大幅に5日続伸となり、219.09円高の17854.23円(出来高概算21億3000万株)で取引を終えた。23日の米国市場ではNYダウが終値で初の18000ドル台に乗せたことで、買い安心感が広がるなか、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から大幅に上昇して始まった。ただ、クリスマス休暇を控えて機関投資家など参加者は限られているため、その後は17800円処でのこう着が続いた。
日経平均の日中値幅は75円程度と狭いレンジだった。24日の欧米市場は短縮取引が多く、25日はクリスマスの祝日となり、より商いが細りそうである。また、明日25日は年内最終取引になるため、ディーラー等も動きづらい可能性も。そのため、個人主導による短期的な商いが中心になりやすく、テーマ株や材料株物色が強まろう。
なお、衆院選を受けた第188特別国会が24日召集され、衆参両院は午後の本会議で安倍首相を第97代首相に選出。第3次安倍内閣が発足する。ザラ場中には2015年度に幼児教育の無償化を拡充する検討に入ったとの報道から、保育関連が動意をみせていたこともあり、政策関連への物色が改めて強まることになろう。
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