政策関連や直近IPO銘柄に資金が向かいやすいか【クロージング】
[14/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
25日の日経平均は6営業日ぶりに反落し、45.48円安の17808.75円(出来高概算16億株)で取引を終えた。クリスマスの祝日で海外勢による資金流入が限られるなか、閑散商状となった。日経平均の日中値幅は60円程度と狭く、東証1部の出来高は8月25日以来(15.6億株)の低い水準だった。
また、規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに下落。東証1部の値下がり数は1200を超えており、全体の6割を占めている。一方、物色は個人主体となる中、久しぶりにミクシィ<2121>が上昇し、マザーズ指数は3営業日ぶりに反発している。
もっとも、日経平均は17800円を挟んでの底堅さは意識されている。年内受け渡し最終日ということで積極的に参加しづらい面もあったと考えられる。実質2015年相場入りとなる明日以降は、政策期待などから物色意欲が強まる可能性はありそうだ。また、IPOは明日のMRT<6034>上場で年内最後となる。IPOラッシュが通過し、初値形成後に低迷している銘柄などへ、改めて値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。
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