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後場に注目すべき3つのポイント〜需給改善意識で中小型株に見直しの動き

注目トピックス 市況・概況

26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・経済対策と休暇明けの海外資金流入を期待した先回りの動きに
・ドル・円は120円20銭付近、東京株式市場の弱含みで上げ渋る展開
・マザーズ指数が4%超の上昇、需給改善意識で中小型株に見直しの動き

■経済対策と休暇明けの海外資金流入を期待した先回りの動きに

日経平均は小幅に続落。29.57円安の17779.18円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えた。小幅に続落で始まり、その後は一時プラス圏を回復するなど、17800円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。欧米市場がクリスマスの祝日で休場となるなか、海外勢のフローは限られており、昨日同様、閑散取引に。

一方で、実質2015年相場入りとなるなか、個人主体の売買は活発。ミクシィ<2121>の上昇インパクトからマザーズ指数の上昇率が4%を超えているほか、ジャスダック平均、東証2部指数なども上昇。ファーストリテ<9983>の下落影響から日経平均は小安いが、東証1部の値上がり数は6割を超えており、TOPIXも小幅に反発している。

27日の経済対策への思惑などもあり、政策関連の材料株への物色が目立っている。また、年内最後のIPOとなり、改めてミクシィ<2121>など中小型の主力処への見直しの流れも目立つ。ファーストリテ<9983>の下落影響から日経平均の上値は抑えられているが、相当、先高期待の強い相場展開に映る。

週末要因からポジション調整的な商いも出てくると考えられるが、一方で、クリスマス休暇明け後の海外勢の動向などへの期待もあり、換金売り等から調整していた銘柄ヘの反転を期待した先回り的な買いの動きもありそうだ。

■ドル・円は120円20銭付近、東京株式市場の弱含みで上げ渋る展開

ドル・円は120円20銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していることで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.2205ドルから1.2225ドルで推移。ギリシャ議会での第3回大統領選挙への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、146円80銭から147円05銭で推移。

12時16分時点のドル・円は120円20銭、ユーロ・円は146円85銭、ポンド・円は187円03銭、豪ドル・円は97円66銭付近で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は小幅安、海外勢の資金流入は限定的で引き続き閑散取引
・マザーズ指数が4%超の上昇、需給改善意識で中小型株に見直しの動き
・後場も主力株は手掛けづらい状況、売りの目立った中小型株の戻りに引き続き関心

☆後場の注目スケジュール☆

特になし



<KO>

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