NY原油:続落で54.73ドル、米在庫増で売り先行となり55ドル割れ
[14/12/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY原油は続落(NYMEX原油2月限終値:54.73 ↓1.11)。56.53ドルから54.51ドルまで下落した。時間外取引においては、リビア国営石油会社が、「イスラム武装組織による攻撃で、リビア最大の石油積出港の貯蔵タンク数基が炎上」の旨発表したことを受け、供給懸念による買いが優勢であった。
しかし、NY通常取引では、前日(24日)発表された米国内の原油在庫が、予想外かつ大幅な増加だったことのインパクトが依然として強く、開始後まもなく売りに転換した。その後は、終日にわたり売りが続くこととなり、終盤には55ドルを割り込んだ。
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