NY金:反発で1195.30ドル、原油価格の動向にらみ買い優勢に
[14/12/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY金は反発(COMEX金2月限終値:1195.30 ↑21.80)。1198.00ドルまで上昇した後、いったん1192.20ドルまで下落したが、それ以降も1195ドル前後で底堅い展開になった。クリスマス休日明けの取引で材料難のなか、主に原油価格の動向をにらみながらの動きになったもよう。
WTI原油先物価格が一時56ドル台半ばまで上昇したタイミングで、インフレ懸念によるヘッジ需要増の思惑から金も上昇。その後、WTI原油先物価格が反転下落となったところで、インフレ抑制によるヘッジ需要後退の見方で金も下げたとみられる。それ以降は、中国の景気刺激措置への期待感もあったといわれ、金の下げ渋りにつながった可能性がある。
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