大納会での18000円乗せ厳しく、政策関連など個別対応に【クロージング】
[14/12/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日の日経平均は反落となり、89.12円安の17729.84円(出来高概算19億3000万株)で取引を終えた。26日の米国株高の流れを受けて、12月8日以来の17900円を付けて始まった日経平均だったが、後場に入ると一変、先物主導で波乱含みの展開となり、一時17500円水準まで下げ幅を拡大させていた。その後は下げ渋る格好となったが、参加者が限られるなかでは小さいエネルギーでも振らされやすい。
西アフリカの西部に位置するシエラレオネから帰国の30代男性にエボラ出血熱感染の疑いとの報道が嫌気されたほか、ギリシャ議会が大統領選出のため第3回投票を実施する。29日の最終投票までもつれ込む可能性は織り込まれていたが、結果次第では金融不安が再燃することも考えられるため、ポジションを調整した可能性も。
まずはギリシャ議会の結果を受けた欧米市場の動向を見極めたいところ。また、本日の下げにより、大納会での18000円乗せは厳しくなったが、政策関連などのテーマ物色は続いており、個別材料株での対応になりそうだ。
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